2009年7月2日木曜日

派遣について思うこと

登録していた派遣会社から案件紹介の電話があった。
今は自宅警備員ならぬ本職警備員で糊口を凌いでいる。
そのため案件の紹介があってもすぐには応じられず、最低2週間の猶予が必要だと告げる。
当然、派遣会社としてはすぐに来て欲しいだけにこちらの要望を受けることなどできない。
結局、その場で終わってしまった。

リーマンショックがあってから後、派遣の案件が極端に減ってきた。
あっても年齢で断られている。
食い詰めて警備員になったのだが、派遣生活4年間を振り返って見ると

「派遣」というシステムは派遣先にも派遣会社にも派遣労働者にも良くない

と言える。

派遣で賄おうとする会社はその時点で、負けている。
いくつかの会社に行ったが、その全てのメイン環境はOS9。
OS-Xはたまに触るくらいだった。
技術革新を行おうとしない企業姿勢がここに現れている。
社員の仕事は派遣社員の管理がメインといった感じだった。

そのような派遣先にいる派遣労働者は当然OS-X環境には不慣れ。
自分もその一人だった。まして物覚えの悪さは人一倍。
ネットやセミナー、書籍で情報を仕入れ、デモ版を触っても限界がある。
日々手を動かしていないとどうしても身に付かない。
OS9環境の仕事がなくなれば派遣としての市場価値もなくなる。というか無くなってしまった。

派遣会社としても登録者がそのような状態では、派遣先の要望にも応えられない。
顧客の喪失につながる。

一昔前だったら職人的に派遣という生き方も選べたのだろうが、変化の激しい業界では無理だ。
3年で替わる。3年ごとに常に新しい環境に身を置ければ話は別だが、どこの会社も減価償却の後、利益を出すために古い環境を引きずっている。

結局、派遣は「人材」ではなく「人手」なのだと思う。
派遣にはもう戻りたくありませんと断った方が良かったかな?と思っている。

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